光回線の工事費「実質無料」は、途中でやめると残債になる

光回線の工事費「実質無料」は、工事費を分割で請求し、同額を毎月割り引く仕組みです。最後まで使えば負担は0円ですが、割引が終わる前にやめると割引だけが止まり、残りの分割金の請求は続きます。 無料になったのではなく、使い続けることを条件に相殺されているだけです。

12ヶ月でやめると、いくら残るのか

ワットクが収録している工事費(2026-08-07時点)から、 1年で解約した場合に残る額を機械的に計算したものです。

事業者工事費/分割12ヶ月でやめた場合の残り
NURO 光戸建49,500円2424,750円
BBIQ(ビビック)戸建43,560円3629,040円
ドコモ光戸建・マンション28,600円2414,300円
BIGLOBE光戸建・マンション28,600円3619,067円
楽天ひかり戸建・マンション22,000円2411,000円

分割回数が長いほど、途中でやめたときに残る額は大きくなります。同じ28,600円でも、24回のドコモ光は12ヶ月時点で約14,300円、 36回のBIGLOBE光は約19,067円が残ります。 「実質無料」の一言では、この差は見えません。

そもそも実質無料ではない社もある

工事費の扱いは3通りあり、どれなのかは事業者ごとに違います。

  • 本当に0円 — ピカラ光は工事費の請求自体がありません
  • 実質無料(月々割で相殺) — 上の表の各社。途中解約で残債
  • 割引なしで分割請求 — SoftBank 光の戸建(47,520円・24回)や auひかりの戸建(48,950円・35回。ネットのみの契約では初期費用の割引条件を満たしません)

3通り目は、やめても続けても払う金額が変わりません。 キャッシュバックの額面だけで比べると、この差が総額から抜け落ちます。

申し込む前に確認すること

  1. 分割は何回か — 24回か36回かで、途中解約時の残債が倍近く変わります
  2. 契約期間の縛りと分割回数は一致しない — 縛りが2年でも工事費が36回分割なら、違約金ゼロの更新月にやめても残債は出ます
  3. 撤去費が別にかかるか — 独自回線は撤去が必要な場合があります

光回線の実質総額シミュレーションでは、指定した月数で解約した場合の残債・違約金・撤去費を分けて表示しています。 「何年使うつもりか」を先に決めてから比べてください。

関連ページ

※ 工事費は代表的な工事内容の場合の金額で、建物の状況により変わります。 残債の計算は分割額を単純按分した概算です。確認日時点の公表条件にもとづくため、 申込前に各社公式サイトで最新の条件をご確認ください。 当サイトはアフィリエイトプログラムにより事業者から報酬を受け取ることがあります。