都市ガスを、年間コストで見直す
ガス代は「単価いくら」では判断できません。使用量で基本料金と単価の両方が切り替わり、 原料費調整が毎月動き、冬は使用量が夏の2〜3倍になるからです。ワットクは 各社の公式公表単価を一次情報に、季節変動を織り込んだ12ヶ月の積み上げで年間コストを試算します。政府支援の値引き(2026年9月検針分まで)は 意図的に含めていません — 表示しているのは支援終了後の実力値です。
年間ガス代の試算(安い順・6プラン)
1レモンガスわくわくプラン
年間 約59,531円(月あたり約4,961円)
冬(1月・約37.5m³)は約6,948円、 夏(8月・約13.8m³)は約3,127円。 ガスは給湯・暖房で冬に使用量が偏るため、月ごとの差が大きくなります。
公式サイトで料金・提供区域を見る(レモンガス・新しいタブで開きます)算定条件・注意事項
東京ガス供給区域(東京地区等)向け。基準単位料金(税込・原料費調整前)は東京ガス一般料金の5%引きで、基本料金はA表が同額・B表以降が独自の割安設定。原料費調整は東京ガスと同一の算定方式・同一単価(2026年9月度検針分 +33.59円/m³・基準平均原料価格57,250円/tで東京ガスの公表値と一致)。ただし公式PDFに「原料費調整額に上限を設けていない」と明記されており、原料価格が高騰した局面では上限のある東京ガス一般料金より高くなる場合がある。政府支援(9月検針分18円/m³)は当サイトの調整単価に含めていない。宅配水アクアクララとのセットで月330円引き、レモンガス光とのセットで月550円引き、年間600m³以上でプレミアム割引(1m³あたり3円・上限3,000円)があるが、いずれも電気とのセットではなく適用条件があるため試算には含めない
原料費調整: 2026-09検針分 +33.59円/m³を全月に適用/ 確認日: 2026-08-03 / 出典(公式)
2ニチガス(日本瓦斯)都市ガス(東京ガス地域)
年間 約59,965円(月あたり約4,997円)
冬(1月・約37.5m³)は約6,984円、 夏(8月・約13.8m³)は約3,163円。 ガスは給湯・暖房で冬に使用量が偏るため、月ごとの差が大きくなります。
公式サイトで料金・提供区域を見る(ニチガス(日本瓦斯)・新しいタブで開きます)算定条件・注意事項
東京ガス地域向けの料金表(供給条件における重要事項に掲載のA〜G群)。単位料金は基準単位料金(税込・原料費調整前)で、東京ガス一般料金の基準単位料金の5%引きに相当する。原料費調整は東京ガス供給区域と同一単価(2026年9月分の適用単価から政府支援18円/m³を戻すと+33.59円/m³となり東京ガスの公表値と一致することを検算済み)。A群(0〜5m³)は基本料金のみで原料費調整の対象外だが、当サイトの試算モデルは全帯に調整単価を掛けるため5m³以下の月はわずかに過大になる(世帯人数別の試算では最小でも月8m³程度のため結果には表れない)。掲載単価は早収料金で、支払期日を過ぎると遅収料金(3%割増)が適用される。都市ガスの解約金の定めは確認されない。電気とのセット割「でガ割」は電気側の割引のためガス単体の試算には含まれない
原料費調整: 2026-09検針分 +33.59円/m³を全月に適用/ 確認日: 2026-08-03 / 出典(公式)
3CDエナジーダイレクトベーシックガス
年間 約60,045円(月あたり約5,004円)
冬(1月・約37.5m³)は約7,022円、 夏(8月・約13.8m³)は約3,141円。 ガスは給湯・暖房で冬に使用量が偏るため、月ごとの差が大きくなります。
公式サイトで料金・提供区域を見る(CDエナジーダイレクト・新しいタブで開きます)算定条件・注意事項
東京ガス供給区域(東京地区等)向け。帯構成は東京ガス一般料金と同じで、基準単位料金(税込・原料費調整前)は約3%安。原料費調整は東京ガスと同一単価(2026年8月分 +31.54円/m³・基準平均原料価格57,250円/tで東京ガスの公表値と一致)だが、公式に「当社の原料費調整単価には上限がない」と明記されており、原料価格の高騰局面では上限のある東京ガス一般料金より高くなる場合がある。政府支援(8月分14円/m³)は当サイトの調整単価に含めていない。床暖房向け『ゆかぽかガス』・エネファーム向け『はつでんガス』は別メニューのため未収録。電気とのセット割(ガスセット割)は電気・ガスそれぞれ0.5%割引で、原料費調整額・燃料費調整額は割引対象外。適用条件があるためガス単体の試算には含めない
原料費調整: 2026-09検針分 +33.59円/m³を全月に適用/ 確認日: 2026-08-03 / 出典(公式)
4東京電力エナジーパートナーとくとくガスプラン
年間 約60,105円(月あたり約5,009円)
冬(1月・約37.5m³)は約7,029円、 夏(8月・約13.8m³)は約3,144円。 ガスは給湯・暖房で冬に使用量が偏るため、月ごとの差が大きくなります。
公式サイトで料金・提供区域を見る(東京電力エナジーパートナー・新しいタブで開きます)算定条件・注意事項
東京ガスの都市ガス供給エリア(関東)向け。単価は公式ページ掲載の基準単位料金(税込・原料費調整前)で、帯構成は東京ガス一般料金と同じ・単価は約3%安の水準。原料費調整は東京ガス供給区域の一般料金と同方式のため、当サイトでは東京ガス区域の公表調整単価を適用して試算する(東電EPの公表する調整単価と差異が生じる月がありうる点に留意)。解約金なし。電気とのセット割(ガスセット割=電気側で月102.30円引き)は電気側の割引のためガス単体の試算には含まれない
原料費調整: 2026-09検針分 +33.59円/m³を全月に適用/ 確認日: 2026-08-03 / 出典(公式)
5東急でんき&ガス一般プラン
年間 約60,544円(月あたり約5,045円)
冬(1月・約37.5m³)は約7,088円、 夏(8月・約13.8m³)は約3,156円。 ガスは給湯・暖房で冬に使用量が偏るため、月ごとの差が大きくなります。
公式サイトで料金・提供区域を見る(東急でんき&ガス・新しいタブで開きます)算定条件・注意事項
東京ガス供給区域向け。帯構成は東京ガス一般料金と同じで、基本料金が約7%安く、基準単位料金は約0.8%安い(東京ガスのように一律比率ではなく帯ごとに独自の値)。原料費調整は東京ガス供給区域と同一単価(2026年8月分 +31.54円/m³・支援前で東京ガスの公表値と一致することを検算済み)。政府の電気・ガス料金支援による値引きは当サイトの調整単価に含めていない。電気とセットにしても料金そのものの割引はなく請求がまとまる形で、東急線の定期券保有者への割引(電気代・ガス代が最大2,640円)や東急セキュリティ料金の割引が用意されている。床暖房プラン(冬期・その他期の季節別料金)とエコ給湯器プラン(東京ガスの湯ったりエコぷらんからの切替者限定)は別メニューのため未収録
原料費調整: 2026-09検針分 +33.59円/m³を全月に適用/ 確認日: 2026-08-04 / 出典(公式)
6東京ガス一般料金(東京地区等)
年間 約61,653円(月あたり約5,138円)
冬(1月・約37.5m³)は約7,207円、 夏(8月・約13.8m³)は約3,227円。 ガスは給湯・暖房で冬に使用量が偏るため、月ごとの差が大きくなります。
公式サイトで料金・提供区域を見る(東京ガス・新しいタブで開きます)算定条件・注意事項
経過措置規制料金(届出制)。単価は基準単位料金(税込・原料費調整前)で、毎月の原料費調整単価を全使用量に加算する。基準平均原料価格57,250円/t・変動100円につき0.0891円/m³・調整上限156,200円/t。政府の電気・ガス料金支援(2026年8月・10月検針分14円/m³、9月検針分18円/m³の値引き)は本試算の調整単価に含めていない。電気とのセット割(ガス・電気セット割)は電気側の割引のためガス単体の試算には含まれない
原料費調整: 2026-09検針分 +33.59円/m³を全月に適用/ 確認日: 2026-08-03 / 出典(公式)
電気+ガス、まとめた年間コスト
東京ガス供給区域(東京地区等)/東京電力エリア・2人世帯 (電気 月310kWh・ガス 月25m³想定) で、両方を見直した場合の年間合計を試算します。
東京ガス供給区域(東京地区等)の合算比較を詳しく見る →大手のまま(東京電力エナジーパートナー「従量電灯B」+東京ガス「一般料金(東京地区等)」)なら年間 約190,247円
両方を見直すと 年間 約184,035円 — 差は 年間 約6,212円 の試算です。
電気の最安
ENEOSでんき東京Vプラン
年間 約124,504円
大手のままより 年間 約4,090円 安い試算
30A・月310kWh想定
- ※ 燃料費調整に上限がないため、燃料価格高騰時は規制料金より割高になる場合があります。
ガスの最安
レモンガスわくわくプラン
年間 約59,531円
大手のままより 年間 約2,122円 安い試算
月平均25m³想定(冬夏の変動込み)
電気の年間コスト(安い順・上位3)
- 1ENEOSでんき東京Vプラン約124,504円
- 2CDエナジーダイレクトベーシックでんき約124,775円
- 3オクトパスエナジーグリーンオクトパス 2026-04約126,545円
ガスの年間コスト(安い順・上位3)
- 1レモンガスわくわくプラン約59,531円
- 2ニチガス(日本瓦斯)都市ガス(東京ガス地域)約59,965円
- 3CDエナジーダイレクトベーシックガス約60,045円
同じ会社にまとめた場合(セット割を適用)
上の「最安の組み合わせ」にはセット割を含めていません。条件を満たせる場合は、 同じ会社にまとめると次の金額になります。最安の組み合わせは 年間 約184,035円です。
CDエナジーダイレクトベーシックでんき+CDエナジーダイレクトベーシックガス
年間 約183,910円
「ガスセット割・電気セット割」で年間 約910円の割引(電気 約667円/ガス 約243円)。単体最安の組み合わせとの差は 年間 約125円安い試算です。
適用条件(公式の記載)
世帯別の電気メニュー(シングル/ベーシック/ファミリーでんき等)と「ベーシックガス」をセットで契約すると、電気料金・ガス料金それぞれから0.5%を割引。割引対象は基本料金と従量料金で、燃料費調整額・原料費調整額は対象外。「スマートでんき」はガスセット割の対象外、「ゆかぽかガス」「はつでんガス」は電気セット割の対象外
確認日: 2026-08-03 / 出典(公式)
ニチガスでガ割でんき1+ニチガス(日本瓦斯)都市ガス(東京ガス地域)
年間 約185,892円
「でんき・ガスセット割(でガ割)」で年間 約3,600円の割引(電気料金から)。単体最安の組み合わせとの差は 年間 約1,857円高い試算です。
適用条件(公式の記載)
ニチガスのガス(都市ガス・LPガス)と電気を契約していると、電気料金から一契約につき月300円(税込)を割引。当サイトは都市ガス(東京ガス地域)と「でガ割でんき1」(契約電流10〜60A)の組み合わせで表示している。使用量の少ない世帯向けの「でガ割ライト」は月100円割引の別メニューで、電気の単価も異なる
確認日: 2026-08-03 / 出典(公式)
東京電力エナジーパートナースタンダードS+東京電力エナジーパートナーとくとくガスプラン
年間 約187,475円
「ガスセット割」で年間 約1,224円の割引(電気料金から)。単体最安の組み合わせとの差は 年間 約3,440円高い試算です。
適用条件(公式の記載)
対象の電気料金プランとガス料金プランの両方を東京電力エナジーパートナーで契約した場合、電気料金が毎月102円(税込)安くなる。当サイトでは自由料金の「スタンダードS」にのみ紐づけている(規制料金の従量電灯Bは対象メニューの一覧に含まれないため)。対象メニューは公式の一覧で最新の内容を確認すること
確認日: 2026-08-03 / 出典(公式)
東京ガス基本プラン+東京ガス一般料金(東京地区等)
年間 約187,729円
「ガス・電気セット割(定率B)」で年間 約676円の割引(電気料金から)。単体最安の組み合わせとの差は 年間 約3,694円高い試算です。
適用条件(公式の記載)
電気の基本料金と電力量料金の合計額(税込)から0.5%を割引(小数点以下切捨て)。ガスの原料費調整額・電気の燃料費調整額・再エネ賦課金は割引の対象外。適用にはガスと電気の使用場所が同じ・契約者が同じ・ガス料金と電気料金を合算して支払えること・別途申込が必要。電気メニューは「基本プラン」(旧「ずっとも電気3」は定額A・基本料金から275円引きなど条件が異なる)
確認日: 2026-08-03 / 出典(公式)
セット割の扱いについて(各社の適用条件)
電気とガスを同じ会社にまとめると割引がある場合がありますが、対象メニュー・ 同一名義・ガス機器の有無などの条件が会社ごとに異なり、条件を満たさない世帯に 割引後の額を見せると実際より安く見えてしまいます。上の「最安の組み合わせ」は 割引を適用しない額で、セット割は条件つきの別枠として表示しています。 数値化していない割引は以下に一次情報のまま併記します。
- オクトパスエナジー「グリーンオクトパス 2026-04」: 電気+ガスのセット申込み可(東京地区等。割引詳細は公式サイト、計算対象外)
- 東京電力エナジーパートナー「スタンダードS」: ガスセット契約(とくとくガスプラン等)との組み合わせあり。生活かけつけサービス(電気設備・水まわり等の応急処置)が無料付帯。
- CDエナジーダイレクト「ベーシックでんき」: ガスセット割:ベーシックガス等とセット契約で電気料金・ガス料金それぞれ0.5%割引(燃料費調整額除く、計算対象外)
- Looopでんき「スマートタイムONE(電灯)」: Looopガスとのセットで電力量料金1.00円/kWh割引(ガス割・東京電力管内のみ、計算対象外)
- 東京ガス「基本プラン」: ガス・電気セット割(定率B):東京ガスのガスとセット契約で毎月の電気料金(基本料金+電力量料金の税込合計)から0.5%割引(計算対象外)
- ニチガス「でガ割でんき1」: でんき・ガスセット割:ニチガスのガス(都市ガス・LPガス)を契約していると電気料金から一契約につき月300円割引。使用量の少ない世帯向けの「でガ割ライト」は月100円割引の別メニュー
- 東急でんき&ガス「従量電灯B」: 電気とガスをまとめても料金そのものの割引はなく、請求がまとまる形。東急線の定期券保有者は電気代・ガス代が最大2,640円割引(定期券割)、東急セキュリティ利用者は電気・ガス両方の契約でセキュリティ料金が月220円×12ヶ月割引になる
- 東急でんき&ガス「ライフフィットプランB」: 電気とガスをまとめても料金そのものの割引はなく、請求がまとまる形。東急線の定期券保有者は電気代・ガス代が最大2,640円割引(定期券割)、東急セキュリティ利用者は電気・ガス両方の契約でセキュリティ料金が月220円×12ヶ月割引になる
- リボンエナジー「リボングリーン」: マイホーム・ファミリー・ペット・オール電化・太陽光・蓄電池・EVの7種類の割引メニューがあり、いずれも申込みと条件充足が必要。ファミリー割引は世帯人数に応じて0.11〜0.55円/kWh(税込・5人以上世帯で0.55円)と、単価に対しては小さい
- エルピオでんき「使った分だけSプラン」: エルピオの都市ガスとのセット割で電気料金から月110円引き、LPガスとのセット割で月220円引き。いずれも試算には含めていない
差額は年数千円。ただし「原料費調整の上限」で逆転することがあります
新規参入の都市ガスは大手の一般料金から3〜5%引きが実態で、2人世帯なら 年間2,000円前後の差です。それでも見落とすと損をする点を、実際の料金データで整理しました。
電気とガスは、まとめて見直すのが最も効きます
家計に効くのは「ガスだけ」でも「電気だけ」でもなく、両方の年間合計です。ワットクは電気も燃料費調整・再エネ賦課金込みの年間コストで比較しているため、 上の電気+ガスの合算試算で、両方まとめて見直した場合の年間差額を確認できます。
供給区域ごとの合算比較: 大阪ガス供給区域・東邦ガス供給区域・東京ガス供給区域(東京地区等)(一覧)
※試算はすべて概算です。原料費調整単価は毎月変動し、実際の検針日・使用状況により 請求額は異なります。世帯人数別の使用量は当サイトの目安であり、給湯・暖房の ガス利用状況(プロパン併用・オール電化等)で大きく変わります。 最終的な料金・契約条件は必ず各社公式サイトでご確認ください。 掲載は都市ガス(一般料金=経過措置規制料金)のみで、プロパンガス(LPG)は 販売店ごとに価格が異なり公表されていないため扱っていません。