都市ガスの「電気セット割」はガス代が安くなるのか

「電気とセットで割引」と案内されていても、割引が付くのは電気の請求額であることが少なくありませんワットクが収録時に確認した範囲では、東京ガス・東京電力エナジーパートナー・ ニチガスのセット割はいずれも電気側で、ガス代そのものは下がりませんでした。

どちらに割引が付くか

事業者・割引名割引が付く側内容
東京ガスガス・電気セット割電気側割引は電気の請求額に付く。ガス単体の料金は下がらない
東京電力エナジーパートナーガスセット割電気側電気側で月102.30円引き
ニチガスでガ割電気側割引は電気側。ガス単体の試算には効かない
CDエナジーダイレクトガスセット割両方電気・ガスそれぞれ0.5%割引。ただし原料費調整額・燃料費調整額は割引対象外
中部電力ミライズカテエネガスセットガス側ガス料金の2%引き

なぜこれが問題になるのか

電気を切り替えない人にとっては、存在しない割引だからです。「ガスを乗り換えると割引がある」と読んで契約しても、 電気を同じ会社にしなければ何も起きません。

ワットクのガス試算にセット割を含めていないのは、この理由です。 含めてしまうと、電気を切り替えない人にとって効かない割引で順位が動きます。電気とガスをまとめて見直す場合の合計は、ガス比較ページ下部の合算試算で別に出しています。

確認する順番

  1. 割引はどちらの請求に付くか — 「セット割」の一言では分かりません。約款か料金ページで適用先を確認します
  2. 電気も一緒に切り替える前提か — そうでないなら、その割引は無いものとして比べます
  3. 割引の対象範囲 — CDエナジーダイレクトのように、原料費調整額・燃料費調整額が割引対象外の場合があります。 請求額全体の◯%ではありません
  4. 電気側の条件を満たせるか — 対象メニューが限定されていることがあります

なお、セット割より先に見るべきなのは原料費調整の上限です。割引が数%なのに対し、上限の有無は高騰時に金額を大きく動かします。

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※ 割引の内容・適用先は各社が公表する条件の確認日時点のものです。 表は収録範囲での整理であり、全事業者・全メニューを網羅したものではありません。 申込前に各社公式サイトでご確認ください。 当サイトはアフィリエイトプログラムにより事業者から報酬を受け取ることがあります。